東京五輪サッカー日本代表候補選手③ ~冨安健洋の現状~
こんにちは、まこえもんです。
前回は東京五輪のメンバーに入るであろう安部裕葵選手の現状を書いてみました。
今回は最後の一人、冨安健洋選手を紹介します。
冨安健洋
経歴
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現在はセリアAのボローニャに所属している冨安ですが、中学生からアビスパ福岡の下部組織に所属。
そのままアビスパ福岡入りし、ディフェンスラインのレギュラーに定着し2シーズンをJ2で2戦い、ベルギーリーグ1部のシント=トロイデンVVに移籍。
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シント=トロイデンVVに移籍した冬の移籍シーズンで、ドイツ1部のヴェルダー・ブレーメンからオファーを受けるも、移籍金が釣り合わずシント=トロイデンVVが拒否。
シント=トロイデンVVで1シーズンを過ごしたのち、セリエAのボローニャFCへ完全移籍しました。
代表歴は、各世代の代表に招集されており、A代表には2018年8月30日のキリンチャレンジカップに初招集され、10月12日のパナマ戦で先発して日本代表初出場を果たしました。
この試合で初めて冨安を見ましたが、とても安定していて、良いセンターバックがでてきたなと感じました。
10代での日本代表デビューは2012年の宮市亮以来で、センターバックの選手としては史上初でした。
今では、日本代表の不動のセンターバックとして活躍し、これからも期待しています。
センターバックとしての海外移籍
高校卒業を待たずに高校三年生の時、
「J1の舞台で一日でも早くプレーしたい」
と、アビスパ福岡のトップチームに昇格しています。
この時すでに身長185センチ、体重70キロの恵まれた体格をしていました。
(現在:189/84)
冨安自身の強い海外志向により、わずか2シーズンで海外移籍したわけですが、普通ならJ1で戦ってからと考える選手も多いと思いますが、冨安はすぐに海外へでます。
なかなかできることではないと思うので、チャレンジ精神が凄いなと思いました。
海外へ移籍して世界を肌で感じるだけでも良い経験だと思うのですが、連携が不可欠なディフェンダーは言葉の違いや、ディフェンスの仕方なども考えると、日本にいるよりも遥かな経験値を得れるでしょうね。
現在日本代表を支える吉田麻也選手も、センターバックとして若くから海外へ出て、世界最高峰のイングランドプレミアリーグのサウサンプトンに移籍し、数多の凄い選手たちと対峙してきました。
その吉田選手よりも早いペースで経験を積んでいるので、本当にこれからが楽しみです。
現状(ボローニャ)
僕はボローニャへの移籍報道を見たとき、とてもワクワクしました。
このセリエAというリーグは、昔から強固な守備をするチームが多く、”守備のリーグ”といわれてきました。
ということは、守備面を重視するということです。
守備面を鍛えるにはもってこいのリーグだと思います。
移籍以前はセンターバックとして起用されるのだろうと思っていた人が多かったと思います。
もちろん僕もそうです。
でも与えられたポジションは右サイドバックでした。
最初は、センターバックとして育ててくれよーと思っていましたが、よくよく考えてみれば、サイドバックを経験し、屈指のセンターバックとして成長した世界的な選手たちはいっぱいいます。
更に、サイドバックもできるとなると、日本代表でのオプションも増えるので良い経験だと思います。
特徴・強み
冨安はディフェンダーでありながら、とても足が速く、初めて見た試合でびっくりしたのを覚えています。
足が速いので、サイドバックもこなせるのでしょう。
小さい頃から速く、とんでもないスピードで走っているのを地元の少年サッカーチームの総監督が目撃し、サッカーを始めるきっかけになったほどです(笑)
1対1の対人戦も強く、ドリブルも上手く利き足が両足なので、どちらでも蹴れる強みがあります。
しかし、背は高いけどヘディングが苦手だそうで、そこを高めれば得点能力も上がるでしょう。
東京五輪では
間違いなく、東京五輪メンバーと選出されセンターバックとして出場します。
この世代では、頭100個分くらい抜きん出ています。
オーバーエイジ枠をセンターバックに使わないのなら、同じく海外でプレーする板倉(FCフローニンゲン)と組むことになるのかな。
ディフェンスラインは冨安に任せましょう!
ファン・ダイクばりの強さと的確な守備を期待したいです。
冨安の所属しているボローニャの試合は、DAZNで毎試合見ることができます!
僕も毎試合忘れないようにアラートをかけて見ています。
一応リンク貼っときますね。
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